BUZZ RICKSON'S Type AN6552 Red Rib『23rd FIGHTER GP.』 BR80452
BUZZ RICKSON'S
日本を代表する老舗アメカジブランド・東洋エンタープライズ社から生まれた、フライトジャケットの歴史と誇りを追求するブランド【BUZZ RICKSON'S/バズリクソンズ】
1993年のブランドデビュー以来、『誰もが成し得なかった完全復刻』というコンセプトの元、老舗アパレルメーカー「東洋エンタープライズ社」が、様々な研究と実験を幾度となく繰り返し、多くの完全復刻されたフライトジャケットを世に送り出してます。
またフライトジャケットだけではなく、当時の縫製技術などを現代に甦らせ復刻された、ミリタリースウェットやチノパンなど、全ての商品が高い完成度を誇る逸品になってます。
BUZZ RICKSON'S
Type AN6552 RED RIB
B.RICKSON SPORTSWEAR Co
Aniline Hand Finished
『23rd FIGHTER GP.』
BR80452-01/23rd FIGHTER GP.
1923年に設立された海軍航空局(Bureau of Aeronautics)が1920年代末期に革製フライトジャケットの実用テストを開始しました。
1938年にが提出され、翌1939年に標準採用されたゴーストスキンを使用したSpec M-422Aは、中温域(インターミディエート・ゾーン)用フライトジャケットとして開発されました。
M-422Aの後に開発されるのが1944年に採用さたSpec.AN6552で、このジャケットは米陸軍航空隊と米海軍航空隊との共通使用を目的としていたため、襟裏には"US"とステンシルされています。
両軍共用目的であった為、スペックの"AN"とはARMYとNAVYの頭文字を略したものでしたが海軍だけの採用に終わってしまい、陸軍航空隊では同型のコットン製ジャケットとしてType B-10を採用したのでした。
黒みを帯びた濃茶の光沢を放つアニリン染料で仕上げたゴートスキンにレッドリブ(通称:赤リブ)が装着されたAN6552は、1947年にG-1が登場するため、極短期間に採用された稀少モデルになります。
本モデルは、戦闘航空軍『23rd Fighter GP』、通称「フライングタイガース」をモチーフに制作されたパッチカスタムモデルになります。
第二次大戦で最大規模の作戦範囲を誇ったCBI戦域は米陸軍航空隊にとって苦戦を強いられた戦いでした。
インドからヒマラヤ山脈を越え、中国へ向かう”ハンプ”輸送等、多数のエピソードが今も尚語り継がれています。
CBI戦線の魅力は困難な状況下で戦った兵士たちの不屈の精神によるところが大きいですが、オリエンタルムード溢れる各種部隊章も重要な要素の一つだと推測されます。
陸軍(ARMY)と海軍(NAVY)の共通使用目的で開発された"AN"シリーズは、最終的にはその殆どが海軍によって使用されましたが、第14空軍章や第23戦闘大隊章が縫い付けられた実在するこのジャケットは、紛れも無い空軍兵着用を物語るヒストリカルで貴重な一着で、バズリクソンズが再現したモデルになります。
1941年12月に開設されたCBI戦域とはチャイナ、ビルマ(現ミャンマー)、インドの頭文字を取ったもので、日本と戦う中国を援助し戦争からの脱落を防ぐことを目的としていました。
中国に対するアメリカの援助は参戦前から行われ、「フライングタイガース」と呼ばれたアメリカ義勇軍(AMERICAN VOLUNTEER GROUP)が存在しました。
アメリカの参戦が決定すると直ちに第14空軍が編成されA.V.Gは同空軍に吸収されましたが、第23戦闘航空群はAVGの精神を受け継いだ直系のグループになります。
左胸には盾の形をあしらった第23戦闘航空軍章、左肩にはCBI戦区章、右肩は、第14空軍章がオリジナルと同じ全て革製で再現されています。
MATERIAL:Goat Skin
TANNING:Vegetable
FINISH:Aniline Hand Finished
FASTENER:Mil Specs Brass Black Oxidized
SNAP BUTTAN:U.S. Government Department of Defence Specs. Brass Brown
BUTTON:Mil Specs Urea
LABEL:B.Rickson Sportswear Co.
価格138,000円 (税込 149,040 円)
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