BUZZ RICKSON'S MEMORY OF JAPAN “SUKA”PEA COAT BR13578-01
BUZZ RICKSON'S
日本を代表する老舗アメカジブランド・東洋エンタープライズ社から生まれた、フライトジャケットの歴史と誇りを追求するブランド【BUZZ RICKSON'S/バズリクソンズ】
1993年のブランドデビュー以来、『誰もが成し得なかった完全復刻』というコンセプトの元、老舗アパレルメーカー「東洋エンタープライズ社」が、様々な研究と実験を幾度となく繰り返し、多くの完全復刻されたフライトジャケットを世に送り出してます。
MEMORY OF JAPAN
朝鮮戦争が勃発した1950年代初頭、韓国や日本の任務に就いたパイロット達はオリエンタルテイストに溢れた日本ならではの緻密な絵柄や刺繍の技術に興味津々でした。
中には韓国の駐留であってもわざわざ日本に立ち寄り、お気に入りの図柄を指定して刺繍入りのジャンパーを思い思いにオーダーする者までいました。
それが後のスカジャンと呼ばれる「スーベニアジャケット」です。
丁度その頃ハワイではハワイアンシャツの黄金期を迎えようとする時期で、シャツ用の和柄をハワイに向けて輸出する生地が日本で生産されていました。
今シーズンは、当時、日本へ駐留した米兵が個人でカスタムしたジャケット達に焦点を当て、「メモリー・オブ・ジャパン」と銘打って展開する商品群。
卓越した刺繍技術で生まれたスカジャン、ハワイアンシャツに使用された繊細で秀悦な和柄を忠実に再現する「Buzz Rickson's」が総力を結集して特別なジャケット達をリリースする・・・・・
BUZZ RICKSON'S
MEMORY OF JAPAN
“SUKA”PEA COAT
BR13578-01/DDR-807
防寒性に優れた厚手のメルトンウールを使用し、1900年代初頭からほぼ変わらぬ完成された外観を持つピーコートは、米海軍下士官達からも絶大な支持を得ていました。
このピーコートは、米海軍駆逐艦USS ベナー『DDR-807』の乗員が1950年代に横須賀へ寄港した際に、個人がカスタムオーダーした特別なものです。
オリジナリティーに溢れる一着を作ろうと目論んだ下士官は、横須賀基地にあるネイビーエクスチェンジ内のテーラーに持ち込み、刺繍入りのピーコートを仕立てたのでした。
当時から横須賀の街には、卓越した手振りの刺繍技術を持つ刺繍店が数多く点在しており、日本へ駐在した米兵達はこぞって刺繍店へ足を運んでは“スカジャン”や“スコードロンパッチ”をオーダーしていました。
その背景には為替相場が当時1ドル=360円であり、彼ら兵士からすれば非常に安価で刺繍を施すことができたのも魅力の一つでした。
豪華でオリエンタルな和柄を全身に刻み込んだ異端児的存在とも言えるこのピーコートは、他人と一線を画すのは明らかであり、刺繍の豪華さと同様に着用する兵士の優越感も相当なものだったと想像できます・・・・
●MATERIAL:34oz. Melton Wool
●COLOR:Navy
●LINING:Rayon Satin
●BUTTON:Mil Specs Urea
●LABEL:Navy Exchange Tailor Shop
価格79,000円 (税込 85,320 円)
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