日本の意匠 SUN SURF × 歌川国芳 SP HAWAIIAN SHIRT “相馬の古内裏”
SUN SURF
SUN SURF(サンサーフ)はアロハシャツの黄金期とされる1930年代から1950年代にかけて作られた、いわゆる「ヴィンテージ」と呼ばれるレーヨン製アロハシャツを中心に展開するブランド。
1970年代に誕生し、創業から資料として収集し続けた数千着にも及ぶヴィンテージのアロハシャツを分析。
「アートを着る」と言ってもいいほどプリントのデザインが主役となるアロハシャツにおいて、最大の特徴である鮮やかな発色と深みのある色合いを表現するため、抜染(ばっせん)やオーバープリントといった当時の捺染手法を再現。
いまや貴重で入手困難なヴィンテージアロハシャツの魅力をより多くの人々に楽しんでいただけるよう、サンサーフでは各部のディテールにこだわり、数多くの名作を現代に甦らせている。
日本の意匠
National Treasure of Japan
日本の文化芸術がさらなる広がりをみせた江戸時代の絵師たちに焦点を当て、アロハシャツというキャンバスに巨匠たちの作品を再現し、日本が世界に誇る意匠(デザイン)に込められた情熱を現代に蘇らせる。
葛飾北斎の作品とのコラボレーションから始まったこのシリーズは新たなアーティストを加え、次なる展開を迎える。
© 東京富士美術館
© 東京国立博物館
© The Metropolitan Museum of Art, New York
日本の意匠
SUN SURF × 歌川国芳
SPECIAL EDITION
S/S HAWAIIAN SHIRT
“相馬の古内裏”
SS38929-138/BROWN
躍動感溢れる武者絵の傑作、「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」(つうぞくすいこでんごうけつひゃくはちにんのひとり)。
その作品で大きな評価を得たことにより、一躍人気絵師の仲間入りを果たした歌川国芳。
彼は「武者絵の国芳」と称されたが、役者絵や美人画、風景画においても人気を博した。
国芳が晩年に差し掛かる頃から盛んに取り組んでいたのが、大判三枚続という全景を描き出す構図で巨大なモチーフを入れた作品。
その代表作として有名なのがこの「相馬の古内裏」(そうまのふるだいり)で、江戸時代の山東京伝による読物「善知安方忠義伝」(うとうやすかたちゅうぎでん)が元となっている。
また、作品の中に出てくる巨大な骸骨は、日本に古くから伝わる妖怪「がしゃどくろ」のイメージとして度々用いられている。
作品名: 相馬の古内裏(そうまのふるだいり)
作者: 歌川国芳(うたがわくによし)/大判錦絵三枚続/弘化2~3年(1845~46年)頃
素材: レーヨンフジエット
プリント: オーバープリント
ボタン: 茶蝶貝ボタン
価格 29,700円(税込)
© 東京富士美術館
© 東京国立博物館
関連記事