めで "タイ" 和柄アロハ!SUN SURF SP Hawaiian Shirt “RED SNAPPER(真鯛)”
SUN SURF
SPECIAL EDITION
楽園ハワイを象徴するアロハシャツ。その発祥には日系移民が深く関わっており、トロピカルな柄だけでなく和柄もヴィンテージとして存在する。
ハワイが観光地として確立した20世紀半ばには、土産物としてのアロハシャツの需要が一気に増加。
デザインやパターンが多様化し、多くの作品が生まれた。ヴィンテージのアロハシャツを収集する過程で、ごく稀に出会える特別な逸品。
時代の流れとともに失われつつあるそれらの名作を生み出したテキスタイルデザイナーに敬意を表し、多色の贅沢なプリントや迫力のデザイン、メーカーや年代によって異なる各部のディテールまでその魅力を余すところなく完全再現する。
めで "タイ" 和柄アロハ!
SUN SURF SPECIAL EDITION
Late 1950s Style
Rayon Kabe Crepe
Hawaiian Shirt
“RED SNAPPER(真鯛)”
2023年の正月に発売された限定の新春初売り柄。
今回選ばれたのはヴィンテージの中でも希少な「真鯛」を主役とした作品である。
サンサーフでは2006年にも一度復刻しているが、以降数多く寄せられてきたリクエストにお応えし、17年ぶりに待望の再復刻を果たした。
「めでたい」という言葉の語呂合わせなどから、日本では古くから縁起物とされている鯛。
特に紅白の体色を持つ真鯛(まだい)は祝鯛(いわいだい)とされ、祭事や祝いの席に欠かせない縁起の良い魚として重宝されてきた。
本作でも笹の葉を掻敷(かいしき)に、15色もの版を駆使して緻密に描写した真鯛が大胆にレイアウトされている。
ハワイアンシャツの全盛期が始まろうとしていた1940年代後半ごろから歴史に残る作品を世に送り出していったブランド、カラカウア。
謎に包まれたブランドでその全貌は明らかになっていないが、サンサーフではこれまで20年以上にわたり、現地ハワイでカラカウアに関しての調査を続けてきた。
そこで見つかったいくつもの断片的な情報を繋ぎ合わせることで着実にブランドの背景は見え始めており、詳細を明らかにできる日も近いと確信している。
オリエンタル・デザイン(和柄)の代表格といっても過言ではない「百虎」で一躍その名を馳せたブランド、カラカウア。
その他にも「鯉のぼり」などの著名な作品を世に送り出し、当時の和柄アロハシャツブームを盛り上げた。
しかし、同ブランドはそれらの作品よりも更にインパクトの強いデザインを手掛けていた。
それがこの「レッド・スナッパー」である。
緻密に彫られた15色もの版を巧みに使い、繊細かつ大胆に描かれた真鯛。
広めにとられた無地場のなかを色鮮やかに捺染された真鯛が舞う、これまで収集してきた数多のアロハシャツの中でも他に類を見ない迫力を持つ傑作。
年代:1950年代後期 / 素材:レーヨン壁縮緬 / 捺染:オーバープリント
柄パターン:オールオーバー・パターン / ボタン:バンブーボタン(竹ボタン)
価格 33,000円(税込)
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