希少デッドストック!バズリクソンズ Type A-2 『ONE HUNDRED TIGERS』 LINING

ユージー

2019年12月10日 12:00

BUZZ RICKSON'S


日本を代表する老舗アメカジブランド・東洋エンタープライズ社から生まれた、フライトジャケットの歴史と誇りを追求するブランド【BUZZ RICKSON'S/バズリクソンズ】

1993年のブランドデビュー以来、『誰もが成し得なかった完全復刻』というコンセプトの元、老舗アパレルメーカー「東洋エンタープライズ社」が、様々な研究と実験を幾度となく繰り返し、多くの完全復刻されたフライトジャケットを世に送り出してます。


MEMORY OF JAPAN


朝鮮戦争が勃発した1950年代初頭、韓国や日本の任務に就いたパイロット達はオリエンタルテイストに溢れた日本ならではの緻密な絵柄や刺繍の技術に興味津々でした。

中には韓国の駐留であってもわざわざ日本に立ち寄り、お気に入りの図柄を指定して刺繍入りのジャンパーを思い思いにオーダーする者までいました。

それが後のスカジャンと呼ばれる「スーベニアジャケット」です。

丁度その頃ハワイではハワイアンシャツの黄金期を迎えようとする時期で、シャツ用の和柄をハワイに向けて輸出する生地が日本で生産されていました。

今シーズンは、当時、日本へ駐留した米兵が個人でカスタムしたジャケット達に焦点を当て、「メモリー・オブ・ジャパン」と銘打って展開する商品群。

卓越した刺繍技術で生まれたスカジャン、ハワイアンシャツに使用された繊細で秀悦な和柄を忠実に再現する「Buzz Rickson's」が総力を結集して特別なジャケット達をリリースする・・・・・






希少!限定生産モデル
ラストLサイズ1着のみ!

BUZZ RICKSON'S
Type A-2 Order No.18775-P
"BUZZ RICKSON CLO.CO."
『ONE HUNDRED TIGERS』
LINING
BR80444-01/ONE HUNDRED TIGERS




第二次大戦中から兵士達によって愛用されてきたA-2は、いつしか兵士の「皮膚」と化していた・・・・・

その採用と支給は1944年で一旦幕を閉じましたが、 採用期間を終えても身体の一部となった愛着のあるA-2を兵士達は手放すこと無く、朝鮮戦争に入ってからも着用する古参兵が存在しました。

1950年代に入り、韓国や日本に飛来した米兵パイロット達は オリエンタルムード漂う撤密な絵柄や刺繍の技術に非常に興味を持っていました。

実際に軍事関連の資料を探っていると、 朝鮮戦争時にA-2を着用した兵士とそのチームメイトで特別にオーダーしたと思われるお揃いの和柄のハワイアンシャツを纏った写真が記録として残っており、 同時にハワイアンシャツの黄金期を迎えていたことも垣間見えます。

第二次大戦最中に着用されたA-2には、裏地をシルク素材や廃材となったカモフラージュのパラシュートクロスに張り替えるなど、 稀にアレンジを加えたものが見られることがあります。

ハワイアンシャツをオーダーメイドする「仕立て屋」には和柄の反物が用意されていたのは然るべきで、在庫であった「地獄の百虎」に目が留まった兵士は、A-2のライニングに張り替えることを見逃す筈も無かった・・・・

裏地に使用しているレーヨン製のフィラメント壁縮緬は主に1950年代の和柄のハワイアンシャツによく見られますが、元は和装用の布地として開発されたものです。

ブラックベースに、真っ赤な雲にブルーの虎が宙を舞っている姿は、まさに「地獄の百虎」という名が相応しい、型破りなド迫力に充ちた逸品の生地を老舗ハワイアンブランド「SUN SURF」が忠実に再現しています。

ベースになるA-2のデザインは1930年代後半、A-2のコントラクターとして契約を開始したエアロレザー社が手掛けた6契約目の最後期型にあたるモデルになります。

数あるA-2のコントラクターの中でも群を抜いた着易さを誇る同社は、一般的な衣料品の様に左右の身頃を別々の型紙を使用しているので中心が合っていることや、台襟が省略された ディテールがその理由の一つです。

赤いレンガ色のニットパーツが付けられたこのA-2は通称「赤リブ」と呼ばれ、身頃の濃いシールブラウンとの コントラストが美しく、A-2の中でも高い人気を誇るモデルでです。

この革はイタリア産の原皮を樹皮から抽出したタンニン槽に漬け置きし、濃度を変えながらゆっくりと時間を懸けて鞣されています。

下地の染色は、タンニン液の原料となるオークバークに限りなく近い色で染め、革の仕上げはシールブラウンのアニリン染料が丹念に擦り込まれています。

着用による皺や摩擦により表面がかすれ、仕上げのシールブラウンから下地のオーク色が顔を覗かせ、コントラストや革本来の自然な風合いがダイレクトに伝わる質感は、アニリン染料ならではの風合いで、 視覚的にも感触的にも革の愛好者を魅了して止まない独特の趣きがあります。

時間をかけて鞣され、加脂される製品は革の本質が違い、身体の形状を記憶する程に馴染み出すと着用者にしか解り得ない革となり、愛着度は加速的に増していく逸品。

現在でも高い人気を誇る定番フライトJKである「A-2」は、一生付き合える相棒になること間違いなし!

Material :Bronco Hide
Tanning :Vegetable
Finish :Aniline Hand
Fastener :Talon Mil Specs Nickel Finished
Neck Hook :Solid Brass Chrome Finished
Snap Button:Brass Oxidzed Black
Label :Buzz Rickson Clo.Co.

価格158,000円 (+TAX)






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